女の実力は「雨の日」にわかる

 髪色や髪型を衣替えするタイミングが春と秋だとしたら、髪の触り方を変えるべき季節は梅雨どきです。

 梅雨どきは髪が広がりやすく、うねるしクセも出やすくなる。巻いてもすぐにとれてしまう・・・・・。この時期はいつもひっつめまとめ髪という人もいるかもしれません。

 でも、この梅雨時期をストレスなく乗り切る方法があります。ほんの少しだけ、スタイリング方法を変えるのです。

 

 

 髪は濡れると水素の結合が切れ、乾くとまた結合するという性質があります。髪を濡らすとクセがとれるのは結合が切れるからですし、乾かして水分を蒸発させると髪はそれ以上形を変えません。

 ですから乾燥している日は朝ブローした髪がほとんどくずれません。でも、湿度が高い梅雨時期は、髪に水分が出たり入ったりします。結合が切れたりまた結合したりをくり返すから、髪がうねったり、巻き髪がとれたりするのです。

 それを防ぐためには、水分の出入りをブロックするしかありません。具体的には、髪を油脂でコーティングします。髪に油で蓋をして、水がはいらないようにするとイメージしてください。

 油脂とは、オイル、ミルク、ヘアクリーム、シャンプー後のインバストリートメント、洗い流さないアウトバストリートメント、ワックスなどのことです。

 自分の手元にあるもの、どれでもいいので、まず乾かす前に髪に適度な水分があるうちに(たとえば)アウトバストリートメント、ワックスなどのことです。

 自分の手元にあるもの、どれでもいいので、まず乾かす前に髪に適度な水分があるうちに(たとえば)アウトバストリートメントをつけます。そして、仕上がってからも油分のあるスタイリング剤をつけると、湿度の影響を受けにくくなります。

 乾燥している髪は水分が出入りしやすいので、この時期は美容院でトリートメントをしてもらうのもおすすめです。梅雨時期のサロントリートメントは、ほかの時期のトリートメントの3倍くらいの価値がありますよ!

 

 

 ☓梅雨時期はおしゃれできない

 ○梅雨時期は油分で髪に蓋をする。いつもどおりおしゃれする

 

 

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